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Verba volant, scripta manent.

0歳児との生活

この記事は 子育てエンジニア advent calendar 2012 への参加エントリー(16日目)です。

選挙速報を見ながら書いていたのですが、ぎりぎりになったところで子供に泣かれてあやしていたら日付を超えてしまいましたすみません。。。 様々な政策が再び大きく変わりそうですが、子育て支援をはじめとして親としては気になる内容も多いので見守りつつ書いています。

今年の1月に子供が産まれました。

Hello World

変わったこと

生活は大きく変わりました。

例えばおでかけの時。妻と2人で散歩してるときはあまり気にせず公園の中も自由に歩けていましたが、ベビーカーを使っていると特定のスロープを通るルートしか選べなかったり。出かける先も授乳室やおむつ替えスペースがありそうなところであったり、食事をするのも子供連れでも利用できるレストランを探したり。帰ってくるのも遅くなりすぎない時間に戻れるようなスケジュール(しかも、30分程度はバッファを見た上で)をなんとなく考えるようになりました。

そういう意味では、視点も大きく変わったのかなと思います。

買い物も大きく変わった一つかと思います。

妊娠中、重い買い物をしなくても良いようにと個人宅配に加入したのですが、これはとても良い選択でした。休みの日に家族 3 人で買い物にでかけるのは良いのですが、子供をだっこして重い買い物袋をいくつも持ってくるのは大変です。もちろん、平日に妻が子供と2人で毎日買い物に行くことはもっと大変です。 そこで、お米やたまご、常備菜などの重かったり運びにくい食材は宅配にお願いして、必要なものを都度、私が帰りがけに買って帰るなどの運用になりました。宅配の商品は店頭より高かったり、半月ほど前には注文を提出する必要があったりすることもありますが、持ち帰る手間や届く品物の質を考えれば良いかなと考えるようになりました。

また、生活雑貨ではネット通販に大変お世話になっています。中でも一番お世話になっているのは Amazon です。取扱品が多くて探しやすく、店頭価格と比べても変わりない(場合によっては店頭より安いこともある)ので、おむつなどかさばる商品はとても便利です。

ちなみに、最近は “Amazon ファミリー” というパパ・ママ向けのサービスをしています。初回登録時のクーポンや Amazon プライム無料お試しなど、特典が魅力的なのでおすすめです。

あとは、周りのお父さんが口を揃えていうことですが、本当に時間がないです。覚悟していた以上でした。 起きているときは一緒に遊んだり見守ったりしますし、寝てるときも突然夜泣きしたり寝ぼけて起き上がったりします。そもそもすんなり寝付いてくれません。寝不足にもなりますし、イライラしてしまうこともあります。 この問題については、未だに試行錯誤の毎日です。どうやって時間を作り、効率良く自分の時間を使い、満足するか。子供と一緒に成長していくしかないのかなと思ったりしています。

感じたこと

子供ができて、考えるようになったことも多くあります。

なによりも、妻への感謝でした。 育児休業で自宅にずっといるのですが、それでも掃除や洗濯・炊事などをしながら子供の面倒を見てくれているわけで、平日に関してはかなりの負担をかけてしまっています。平日はできるだけ早く帰って妻の話を聞いてあげる時間をとったり、休日は家族で気分転換になるよう出かけたりと努力してみましたが、それでもまだ足りないかなと思っています。 子供にとってのお母さんは、お父さんが代わりになることはできないほどの存在に見えます。眠いとき・不安な時などはお母さんにだっこされて授乳しないと落ち着かなかったりします。 それほどに大事な存在だからこそ、適度にリフレッシュしながら毎日楽しく育児をして欲しいと思うわけです。妻はしっかりしている人なので産まれる前は大丈夫かなと思っていたのですが、実際に産まれてから半年くらいするとかなり精神的に参ってきていたようです。時々実家に帰省したり、旅行にいったりしたのは気分転換にはなったようです。 家族として、夫として、妻や子供を支えられるようにならなければと強く思うようになりました。

Refresh

次に、仕事のことでした。 偶然にも、今年の始めに私の職務内容が変わるチャンスがあり、昨年のような深夜作業・障害対応がメインの仕事ではなくなりました。家庭の生活リズムがつかみにくい時期に仕事のリズムが調整可能であったことはとても運の良いことでした。 一方で、生活の中でしめる仕事の割合の大きさにも気づかされました。時間はもちろん、仕事に関連した生活リズムや夜中のアラートなど、妻だけであれば説明して我慢してもらえるものでも子供の場合は異なってくることもあります。自分の仕事や年齢、家族との生活とのバランスなどを立ち返って考えるきっかけにはなりました。

来年に向けて

今後も子供・家族との時間を大事にできるエンジニアを目指して成長したいと思います。

子供を見ていると、その好奇心の旺盛さと成長の早さにはかなり刺激を受けます。大人が見過ごしてしまうようなものを見つけたり、昨日できなかったことが今日できるようになっていたり。負けじと親も成長しなきゃ、と焦ってしまうことも。 でも、焦りすぎてもダメなんだと思います。離乳食を始めても、いろんな食材を一つずつ、少量から試していってアレルギー反応が出ないことを確認していくのです。そうして積み重ねていけば、大きくなったらいろいろ食べられるようになるのです。

Github

着実に成長を重ねていって、いつか親子でペアプロするような機会があればいいなと思います。 そうそう、この github のロンパース が結構かわいいです。親が好きな服を着せられるのも今のうちかなと思って買ってしまいました。

あまりエンジニア的な話ができずすみません。でも、同じような立場で子育てをされている方の話を聞いてみたい、といつも思っていたので、このような企画に参加できてとてもよかったです。企画してくださった @choplin さんに感謝いたします。